top of page
執筆者の写真Shuya Mizuno

地球の裏側と日本をつなげる国際交流 ~ウユニ塩湖編~

更新日:2020年3月10日



4月には日本に帰らなければならないわけで、コロナウイルスで本当に帰れるのかちょっと心配しだしている今日この頃です。


今回は僕の教えている日本語クラスのイベント山形大学との交流イベントです。


今年は初めて山形大学の生徒さん方がボリビアを訪れてから5回目の節目の年でした。なので、先生方や生徒たちも気合が入っていました。


2月28日から日本の山形大学の学生がここボリビアを訪れました。そして、行程2日目にはラパスのサンアンドレス大学の学生とともにウユニ塩湖を訪れました。


観光地として急速な発展を遂げたウユニ。しかし、まだまだ環境問題や水の問題がウユニには残っています。その観光の実態と現状を知るためにウユニの地を訪れました。


行程を振り返ってみます!

ウユニ研修1日目

8:00 ラパスを出発

12:00 オルーロにて食事

18:00 ウユニ市に到着



一日目は途中オルーロというカーニバルで有名な街で食事をして、各々チャルケカン(リャマ肉)やピケマチョを楽しみ、高山病に苦しめられながら、なんとかウユニにつくことが出来ました。


バスの中ではスペイン語、日本語、英語が入り混じりながらボリビア文化や歴史、日本のことをお互いに紹介しながら過ごしているとすぐに時間が過ぎてしまいました。


疲れもあって、爆睡している人もちらほら。


研修2日目

9:00 列車の墓場にて鉱山開発の歴史や環境問題に関してレクチャー

14:00 コルチャニ村にて塩の産業について学ぶ

16:00 実際に塩湖に行ってみる!


2日目列車の墓場から始まります。



サンアンドレス大学の意図がリーフレットや英語で準備した説明を駆使して、何とか日本の学生に伝えようと本当に頑張ってくれました。


ちょくちょく僕もお手伝いさせてもらいながら、なぜここに列車が多く残っているのか、どんな歴史をボリビアが歩んできたのか、どんな問題を未だに抱えているのか本当に丁寧に説明してくれました。


山形大学の生徒も何かを得ようとメモを取ってくれたり、質問をしてくれたりと、高地で体の状態が万全とは言えないなか必死に学ぶ姿勢を見せてくれたのはとてもうれしかったです。


その後は列車の墓場を実際に歩いてみて、自分の目で見て感じて、各々に楽しんでくれました!


さてさて次は塩の生産で有名なコルチャニ村です!


コルチャニ村にはお土産がたくさん売っていたり、塩の生産が実際にされていたりと、ウユニの経済を感じることができる場所です。



そして、ついに待ちに待ったウユニ塩湖へ


そこには無限に広がる白い大地。山形大学の生徒はもちろん初めてですが、ボリビアの生徒もほとんどが初めてのウユニ塩湖だったそうです。




日本人の誰しもが憧れるウユニ塩湖。疲れも吹っ飛んで全員が感動の渦の中に。風景の写真を撮ったり、トリックアートに挑戦したりと各々に楽しみながら過ごしました。


研修3日目

8:00 ウユニを出発

1:00 オルーロにて食事

18:00 ラパスに到着


3日目は私が早めにラパスに帰ったこともあり、どんな様子だったかは分かりませんが、みんなで歌を歌ったり、ゲームをしたりと終始良い雰囲気だったそう。


最後に...


今回のウユニ塩湖でのウユニの観光としての良い面だけでなく、現地に未だ存在する様々課題についても学ぶことが、山形大学の学生、サンアンドレス大学の学生双方が学ぶことができた貴重な機会だったと思います。


そして、異文化交流の楽しさ、難しさを知ってもらえてのかなと思います。


特に言葉の壁は思っていた以上に高く、日本人の学生に英語とスペイン語を。ボリビア人の生徒にとっては日本語と英語をもっと学ばなければならないと強く感じる生徒も多くいました。


僕自身、これからも頑張って日本語を教えようと気が引き締まる出来事でした。



次回は今回の続き、異文化交流イベント編!こうご期待


ではまた。


Shuya




閲覧数:157回1件のコメント

1 commentaire


ありがとうしゅや先生

I learned and enjoyed this wonderful experience, I am glad that both Japanese and Bolivians form bonds, learn and break barriers in several ways.


J'aime
bottom of page