top of page
執筆者の写真本間賢人 Homma Yoshihito

南米新型コロナの現状。(ボリビア)

南米ボリビアよりYoshiです。 今回は現在世界各地で猛威をふるっている新型コロナウィルスに関して、 ボリビアの現状をお伝えいたします。


ラパスのメインストリート。人も車もない。

まずボリビアのこれまでの対応を時系列にて === 3月10日 ボリビア初の感染者が確認される 3月15日 特定の国からの入国を制限する。 3月17日 新型コロナ対策追加措置を発表 主に、48時間以内に全ての国境封鎖 3月18日 外出制限を設ける。夜間(18時から5時まで) 3月20日 陸空全ての国境封鎖。伴い国内便、国際便の停止。 また外出禁止令発令。 外出できる日はID(身分証明証の末尾の番号によって管理) 月曜日は末尾が1,2の人のみ外出可能。 時間は7時から14時まで。

違反した場合は罰金刑(1000Bs=140USD)、禁固8時間 期間は4月4日まで。 4月4日外出禁止令の延長確定、4月15日まで。 4月15日外出禁止令の延長確定、4月31日まで。 4月31日外出禁止令の延長確定、5月10日まで。 5月10日外出禁止令の延長確定、段階的規制の緩和。感染リスクを高・中・下と分け、リスクの低いところから緩和を行っていく。僕の住んでいるラパスは高リスク。5月31日まで。 === 5月12日現在の感染者数は2,831人となっています。

各県ごとのデータは以下の図の通り。(参照Ministerio de Salud Bolivia)


SANTA CRUZ県(サンタクルス)が最も多くなっているのは最も人口が多く、 またボリビア屈指の国際空港があり、人の流れも多いことが考えられます。 またBENI県(ベニ)は長らく感染者数が0だったが


、最近1週間で大幅に増えています。推測ですが、 検査をほとんどやっていなかったのではないかと思われます。 まだピークアウトを迎えていないという認識ですが、 段階的規制の緩和が行われているので、引き続き感染者数は伸びていく予想です。 さて、現地の生活はどうなっているかというと、 好きなときに外に出れないというストレスはありますが、いたって普通に生活をできています。大きな暴動もなく(小規模な暴動はあり)、物流(食品など)を安定しなんでも手に入ります。


一時は供給不足になると思われた卵も沢山。30個4ドル

スーパーでは入店規制が行われ、 1.間隔を開けて並ぶ 2.順番が来たら、IDの提示+全身消毒 →小さなテント上のところに通され、四方八方から消毒剤をかけられます。 3.最後に手の消毒と温度検査 ボリビアは南米の中でも最貧国のひとつに数えられますが、 新型コロナの対応に関して徹底しているなと感じました。


外出できるときは、みんないっぱい買います。


スーパーに並ぶ長蛇の列。朝方が空いていておすすめ。



僕の住んでいるマンションでも住居者全員のWhatappグループ(LINEみたいなもの)を作り、みんなで感染を未然に防ごうという意識があります。


#QUEDATECASA 家にいましょうキャンペーン。

これからどのように収束していくか、予想はできませんが、 一刻も早く状況が改善されることを祈っています。



ラパスの町並み。山肌にびっしりと家が立つ。

夜はひっそりと。

最後に南米各国の感染者は以下の通り。(上位5カ国) ブラジル:168,331 ペルー:68,822 チリ:30,063 エクアドル:29,509 コロンビア:11,613

ハトさん。ごはんがなくてお腹が空いているらしい。

普段は人が集まり憩いの場となっている公園も、静まり返り。 鳩がのんびりと過ごす毎日。 引き続き、気をつけていきましょう! choa! Yoshi

閲覧数:231回0件のコメント

Kommentarer


bottom of page