ウユニ塩湖環境問題、本間です。
先日ついにウユニ塩湖環境教育センター、仮実装開始しました。
プロジェクトの旗。Centro de Reciclaje y Educacioón Medioambiental
(環境教育リサイクルセンター)
センター初日はこれまで、油化した(プラスチックごみを可燃性の液体に)燃料をもとに、子供たちの好きなポップコーンを作り、子供たちに還元しました。
プラスチックごみは燃料として、みんなの為になるんだよー。
といったゆるい雰囲気で。
燃えますよ、プラスチックは燃料になるんですよ。
ポップコーンだよ。ちょっとまってね。
すごい勢いでみんなくるのですが、誰も言うことを聞かない。
ボリビア名物のデモのような雰囲気でしたが、無事一通り説明したあとにみんなに配ることができました。
色々と動きが激しかったので、ブレブレ。
おいしー。
仲良く分けてます。
そのトレーも後でリサイクルしようね。
帽子に入れておくれ♪
そして驚くような、この小さい小さい環境教育センター(正直まだまだセンターと呼べる代物ではないですが)の一番の目的でもある「ウユニ塩湖の環境保全・環境教育・現地還元」。
それを体現するような出来事がありました。
初めてウユニの小学校を訪れたから早8ヶ月、小学校を再び訪れると。
ある子どもが袋につめたプラスチックごみを持ってきてくれました。
「よし、ごみ集めておいた。」
子供たちがなんとプラスチックごみを集めて保管してくれていたのです。
今まで捨てていたごみを、保管し、私が来たときに渡してくれる。
全員ではないが、理解し実行に移してくれる子供がいること。胸が熱くなる出来事でした。
そしてこのプロジェクトの意義を再認識した瞬間でもありました。
とても小さな出来事ではありますが、このような少しでの意識が変わり、徐々に大きくなること。またひとりでも将来環境の分野を考えてくれる、関わる子供たちがいたらとても嬉しい事です。
本プロジェクトはまだまだ足りないことばかりです。
より持続的に活用、稼働できるようアプローチが必要です。
また現地リチウムバッテリーの開発が遅れており、ソーラーパネルは実験段階。
引き続き、現地と協力しながらプロジェクトの定着に尽力していきます。
最後にこれまで応援してくださった皆様、ならびにクラウドファンディングにご支援頂いた皆様、 金銭面的なご協力、またご周知、誠にありがとうございました。
皆様のご協力もあり、心に余裕を持って活動に取り組むことができました。
多々日本とは勝手の違うボリビアという外国において、正直うまくいかないことばかり、
OKなものが翌日にはNOになるようなことも多くありましたが、
そんなことも楽しく、「やべーな」と
いいながら現地のプロジェクトチームとここまでやってきました。
UMSA大学+山形大学DTPの最高のチーム。
これからより充実したものにしていくよう日々、大学関係者と作戦を練っています。
これから繁忙期に入り、今までより少し、プロジェクトに関わる時間がなくなってしまいますが、
日本の大学より学生が30人以上プロジェクトの視察に来ることが決定しています。
そのように徐々にプロジェクトが認知され、持続的なものになるよう、活動していきます。
取り急ぎ、ウユニ塩湖環境保全・ごみ問題解決
ウユニ塩湖環境教育リサイクルセンターが稼働を開始したことをお伝えいたします。
後日、今後の展望についてご報告しますので、今しばらくお待ち下さい。
ウユニ塩湖環境保全、ごみ問題解決プロジェクト
本間賢人